生きる意味

エッセイ

生きる意味ってなんだろう。

このことについて考えているときは、深く悩んでいるか、傷ついているとき。

ハッピーな時に生きる意味なんてまず考えない。

とは思っていたが、年を重ねるにつれ、どうも普段でさえ生きる意味について考える機会が増えた気がするのは私だけだろうか。。。

死が近づくにつれ、人はその対極にある生の意味を見い出そうとするのかもしれない。

つい最近、私の身近な人が亡くなった。突然であった。

亡き骸を見たときに、悲しくはあったけれど、同時に、何か人間の儚(はかな)さ、脆(もろ)さのようなものを感じた。

あっけのなさと言ってもよいかもしれない。

「この人にとって、今まで生きてきた意味はなんだったのだろうか。。。」

翻(ひるがえ)って、「これから私は、生きるという事にどういう意味を見い出せばよいのか?」

結論はもちろん出ない。

ただ、生きる意味があろうが無かろうが、やはり生きていかねばならない。どんなに辛いことがあろうとも。。。そこはある意味、諦観に近いものが私の中にある。

ならば、ならばである。

できるだけ笑って楽しく過ごせる時間が増えるように、ここはやはり「努力」が必要なのかもしれない。

そう。生きるには努力が必要なのだ。。。

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